去年の12月頃からマカロンが絶不調に陥っていた。ある本のシェフの配合を見てルセットをに少し手を入れたのが始まりだった。
ルセットの変更で若干出来上がりが不安定になっているような気がしたのだけれど、他にも要因があるのかも、と言う程度でそれ自体は深刻では無かった。 ところがココア入りのマカロン生地を作ったらどうにもうまく行かない。 今にして思えばココア入りのマカロン生地は他のマカロン生地に比べて配合がとてもデリケートだったのだ。もっと早くにルセットを見直せば良かったのに深入りしすぎて考えすぎて、全てのマカロンがまともに焼けなくなってしまった。 去年の暮れ、意地になっていろいろやっていたのだがどうにもならなかった。 今年になって、その宿題をやっているというわけだ。 それで出来たモカとピスターシュとショコラ。 ショコラが依然出来が良くなく、ピエガ少なすぎるので研究の余地有りだけれど、何とかなった。 今回の経験でほぼ全てのマカロンに於ける失敗例とコントロールの仕方をを体験することが出来たのではないかと思う。 私は今までマカロンのことが何も解っていなかったのだと言うことに気づかされた。 私のオーブンはリンナイのガスコンベックなのでもともとマカロンには向いていない。 焦げ色がどうしても入ってしまうのだけれどこれはしかたないとあきらめている。 と言うより、焦げ色を全くつけず安定した出来上がりを追求するのに疲れた、ということ。
by friand
| 2008-01-22 16:53
| 本日の制作
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