伝統的なフランス菓子の一つにConversations コンベルサシオン (写真の下)というのがある。フィユタージュ生地(パイ生地)にアーモンドのクリームを詰め表面にグラスロワイヤル塗り、格子模様にして焼き上げたお菓子である。文字通り「会話」というなのお菓子であるが、味わい深いけれど作るのはとても面倒。大きく作るとわりと楽なのだけれど、直径6センチくらいの小さなものは本当に作るのが面倒。しかし小さい方は大きいのに比べると味は格段によい。生地の美味しさを十二分に味わえるのだ。
これをお菓子のレッスンで作るのはあまりにハードルが高いのでずっとあきらめていたのだが、ふとした思いつきで簡略版が出来上がった。(写真上) コンベルサシオンの方がデザインとしてははるかに洗練されていると思うが、こちらも味は十分いける。ガルニチュールにリンゴを少し入れたらこれがまたとても良いアクセント。 コンベルサシオン「会話」より雑い出来上がりのこのお菓子、Bavardsバヴァール(おしゃべり・冗舌の意味)と名付けた。
by friand
| 2007-10-24 20:54
| 本日の制作
|
カテゴリ
以前の記事
関連サイト
検索
タグ
チョコレート(96)
Pour thé(68) 焼き菓子(63) アントルメ(61) タルト(52) デセール(33) フィユタージュ(30) ノエル(27) プチガトー(25) セック(20) 奈良(17) グラス・ソルベ(12) コンフィズリーなど(11) メモワール(10) 猫(9) フェーブ(9) ルヴェ(8) パーティー(8) 音楽(7) 本(6) その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||