名のあるフランス菓子屋さんには必ず用意されているアイテム、パート・ド・フリュイ。これを自らのために買って食べる人は少ないかもしれない。正直言って美味しそうには見えない。ブランボワーズ、カシス、アプリコット、青リンゴなどなど、きれいなのだけれど甘そうで濃そうに見えるし、周りの砂糖がじゃりじゃりしてそうで何だかなあ、と思ってしまう。
初めてフランスに行ったとき、当時パート・ド・フリュイで有名だというお菓子屋さん、たしかPetite Marquise プティット・マルキーズだったかで買って食べたのだけれど、これは美味しかった。 みずみずしくフレッシュ。まさにフルーツのハードゼリーだった。 その後何度か自分で試作したのだけれど適度な固さでみずみずしく、且つくどくない、と言うのは出来なかった。そのままウン十年。 フランボワーズのピュレが余っていたこと、試してみたいペクチンが手許にあったこと、トレハロースを持っていたことなどの条件が重なり、久々に作ってみた。ペクチンが良かったせいかきれいに固まった。しかし煮詰めが少し足りず柔らかすぎたし、甘味のすくないトレハロースを一部使ってもやはり味が濃い。 あの美味しかったパート・ド・フリュイってどんなんだったっけなあ…
by friand
| 2007-09-08 19:18
| 本日の制作
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