昨年1年は私にとってほぼ暗黒の1年、お菓子だけでなく日常生活を何とか送るのがやっとこさの日々でした。 そんな中で少しだけ作ったボンボン・オ・ショコラも一つの思い出となりました。 今年はどうなることやら、と思いつつ、なんだか自然に作れそうな感じがそこはかとなく湧いてきて、作ることが出来ました。 こうやって写真に撮ると十年一日、あまり変わり映えがしないなあ、と思いつつ、小さな出来不出来に一喜一憂するのも相変わらずです。 何年か前にたくさん買って残っていた包装紙、今年は十分あると思っていたのに途中で足りなくなりました。 結局、やっぱり1000個くらいは作りました。 このくらいの数を作り、頼まれた分に責任を持つ、ということで品質を維持できるのだと思っています。 でもショコラは美しさがイコール美味しさと満足感につながります。 絶対に妥協していはいけないものだと思っています。 なんちゃって、実はいつも理想から見るといくつも抜け落ちているんですけどね。 ショコラティエとしてちゃんとお店をしている訳ではないので、今シーズンの問題は来年の課題になっちゃうんですよね さて、今シーズン使用したショコラ ・カカオバリー:ミ・アメール ・カカオバリー:ラクテ ・カカオバリー:ブランサタン ・ヴァローナ:ピュア・カライブ ・ヴァローナ:エキストラビター ・ヴァローナ:ジヴァララクテ ・ヴァローナ:ジャンドゥヤ・ノワール ・DGF:カカオバター このところあまりにクベルチュールの値段が高いのでDGFのフォンダン・グアヤキルとミルクのクベルチュールを買ってみました。値段がヴァローナの半分ということを考えると美味しい(特にグアヤキル)けれど、ちょっと使うには躊躇されました。本当に値段の割にはめちゃ美味しいと言っても良いのですが、そして私のとても好きな程よい苦みなのですが、ふっと来る油脂の香りが気になって。 今年、カカオバターはDGFを使ったけれど全然問題なかったので、どうしてかなあ、と。 これは友チョコ。 5個入りの箱のしきりを外して中にぎっしりとつめる。 形が少々悪かったり、テンパリングが最後に来て壊れかけたり、センターとクベルチュールの味のバランスが悪かったりというのも混じっているけれど、思いもよらぬズッシリ感にとても喜んでもらえました。箱もシールもスッキリきれいでしたし。
by friand
| 2012-02-25 12:15
| トラヴァイユ デュ ショコラ
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