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フェーブのクリスマス

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カトリックの教会に行くとクリスマスシーズンには大きいのから小さいのまで、いろいろイエスの生誕の物語のフィギュアが飾られている。何と言うのだったけ?
御公現のお菓子、ガレット・デ・ロワ のなかにいれるフェーブのクリスマスシリーズで飾ってみる。
少々大ぶりでお菓子に入れるには向かないが玄関に飾ってみた。
東方三博士とか、大天使ミカエル、マリア、イエスなどはわかるのだけれどその他のものが良くわからない。
変な並べ方になっていると思うけれど、いい雰囲気です。
とはいえ私は仏教徒。普段信仰とは全く縁のない生活をしているし、先日は身の上に変なことばかり起こるので神社に行ってお祓い(といってもパンパンしていつもより多い100円のお賽銭を入れただけ)したばかりだし。
こういう神様仏様観を持つ私にはイスラムやキリスト教が持つ一神教の神はちょっとわかりにくい…
でもカトリックの人達に大切にされて来た例えばクリスマスにまつわるこういう習慣はとても美しいと思う。
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by friand | 2014-12-06 10:35 | 道具・小物

ガレット・デ・ロワ

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早くアップしないと一月が終わってしまいます。
三年ぶりくらいで作ったガレット・デ・ロワ。
小さめに18センチ。家族だけの集まりにはちょうどいいかなと。

差し上げた方へ添えた文章を以下に。


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フランスでは新年のお菓子と言えば Galette des Rois ガレット・デ・ロワ。
クリスマスとバレンタインに挟まれて日本ではあまり知られてはいませんが、カトリック教国では重要な祝日、Epiphanie エピファニー(公現節)の日に食べるお菓子です。
公現節は、東方の三博士、メルキオール、ギャスパール、バルタザールがイエス・キリストの誕生を祝福し、世界にその誕生を知らせた日ということになっています。
クリスマスが終わってから1月いっぱいくらいはこのお菓子がよく登場します。
本来は1月6日ですが、現在フランスでは1月の最初の日曜日をエピファニーの祝日としています。
地方によりブリオシュ生地のガレットもありますが、パイ生地にアーモンドのクリームを入れたのもが一般的です。

d0003995_2112524.jpgガレット・デ・ロワの中にはフェーブと呼ばれる陶製のミニチュアが一つ入っています。このフェーブを当てた人がその日一日、王様(もしくは女王様)となり、皆の祝福を受けます。フランスのジスカールデスタン大統領の時、閣僚の新年会で、フィーブが当たったひとがその日一日大統領になる、と提案し、当たった誰かはそれを飲み込んだのか、フェーブが出て来なかったと言う
逸話が残っています。
新年会に「王様ごっこ」をするとカトリック教徒でなくともとても盛り上がって楽しいものです。


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フェーブはフランス語で「ソラマメ」という意味です。昔、ガレットに乾燥したそら豆を入れていたことから、それが陶製のお人形に変った後もフェーブと呼ばれています。
かつてはキリスト教モチーフのシンプルな素焼きのフェーブが主流でしたが、近年、可愛いミニチュアがたくさんあるので最近では日本でもフェーブのコレクターが増えてきています。
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by friand | 2013-01-25 09:59 | 本日の制作

音楽モチーフのフェーブ

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音楽モチーフでお菓子に関係のあるものを見つけると躍り上がってしまうほどうれしい。
このフェーブはその中では最高かもしれない。
フェーブとしても大きさがちょうど良く、そこそこ精巧。種類も多い。

ピアノはアップライトとグランド。そしてチェンバロも。
ピアノとチェンバロのふたがあいているのが嬉しいじゃありませんか!
そしてハープ、オーボエ、バイオリン、クラリネット。
私が買ったのはこれだけだけれど他にもギターやシンセサイザーなんていうのもあった。

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フェーブは別にコレクションしているつもりはないのだが、いざガレットに入れるとなるとどれも手放しがたい。
最近では気に入ったものは2個以上買うようにしている。
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by friand | 2010-01-24 13:08 | 道具・小物

フェーブ

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フェーブ fèveというのはフランス語でそら豆のことである。
かつては乾燥させたそら豆をガレット・デ・ロワに入れていたのが陶器のお人形に変わっていった。大切な宗教行事に使われるお菓子であるからかつては宗教モチーフの人形が多く使われた。また幸運を祈る占いでもあるので縁起のいいもの、巾着袋とかも。
現在ほど色んなモチーフやメゾン独自のデザインを一般的に使うようになった歴史はそれほど古くないように思う。原典が見あたらないのだけれど昔読んだ本の中に「フェーブには宗教的なモチーフを使うことが多いが、最近ではエッフェル塔や自動車、TGVなどのデザインもある」という意味の記事を読んだことがある。この内容からの推察。
80年代に私がパリのルノートルで買ったガレット・デ・ロワの中には素焼きに近い白い巾着袋の形をしたフェーブが入っていただけだった。またフェーブのセットを買っても小さな素焼きの白いイエスやマリア様が他の彩色されたフェーブと共に入っていた。
もうお菓子に入れて使ってしまったのだけれどここに写真が残っていた。

久々に宗教モチーフのフェーブを通販で見つけたので2008年の末、買ってみた。
実物を見ずに写真だけの判断で買って大いに後悔している。その写真が上のもの。

d0003995_1510469.jpg宗教モチーフで昔から持っているのが左の方。
確かに新しいのは精巧できれいに出来ているのだけれどいかんせんデカい。
とてもこんなのがお菓子から出てきたらたまらんぞ、と言う大きさ。
最近では実際にガレットに入れると言うよりコレクション用に作られていると言うこともあるのだろうけれど、その生い立ちを考えてみれば乾燥したそら豆の大きさをそう大きく逸脱したものはどう考えてもNGだろう。


d0003995_15143139.jpg新旧の二種類を並べてみたけれど、ちょっと違いはわかりにくいか。
でも手前の赤ちゃんのイエス様、新生児で5600グラムくらいありそうな巨大児にもみえる。

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そしてこのウシは近所の焼き肉屋の屋根に乗っかっている黒毛和牛とそっくり。
次からは実物を見てから買うことにしよう。
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by friand | 2010-01-13 10:47 | 道具・小物

ガレット・デ・ロワ

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フランスの新年のお菓子ガレット・デ・ロワ。
エピファニー(御公現)のお菓子だ。
エピファニーは私たちには馴染みの薄いものだがカトリック教国に於いてはクリスマスの終わりをなすものである。イエスの誕生から東方三博士の神の子の誕生の宣言、すなわち12月25日から1月6日まで続く15日間の降誕節を祝う最終日である。
現在フランスでは6日ではなく2日から8日の間の日曜日ということになってる。
フランスで主に食べられているこのお菓子は12月の下旬から店頭に並び一月いっぱいは季節のお菓子として新年のパーティーなどに供される。
フェーブと呼ばれる小さな陶器の人形が入っていてそれに当たった人はその日一日王様(または女王様)になる。
ディスカール・デスタン大統領の時代に、閣僚の新年会でガレット・デ・ロワが出された。フェーブに当たった人はその日一日大統領になる、という大統領の提案。当たった閣僚はびびって飲み込んでしまいついにフェーブは出てこなかったと言う逸話があるが、本当の事なのだろうか?
d0003995_19393377.jpgもう一つガレット・デ・ロワがらみ。
「シェルブールの雨傘」というフランス映画をご存知だろうか。
カトリーヌ・ドヌーブ主演のミュージカル映画である。
ドヌーブ演じる主人公の恋人が徴兵されてアルジェリア戦争に行く。彼が出発したあと主人公ジュヌビエーブは身ごもっていることをしる。しかし彼との連絡は途切れがちとなり…
と言うわけで彼女は現実的な選択をして彼女にぞっこんだった宝石商とおなかの子供付きで結婚する。
そして戦地から戻った恋人も主人公も別々にそれぞれに自分の人生を生きる。
ラスト、ジュヌビエーブがベンツに乗ってガソリンスタンドに立ち寄るとかつての恋人が経営者である。恋人の息子の名はフランソワ、そしてジュヌビエーブの娘の名はフランソワーズ、この子が生まれたら男でも女でもフランソワにしよう(フランソワーズは女性形)と二人で言っていた名前だ。
あ〜あ、それぞれの配偶者こそいい面の皮ではないか。
というロマンチックでも何でもない現実的な話である。
その気の毒な宝石商がジュヌビエーブにプロポーズするのが確かエピファニーの日。
そしてフェーブは彼女に当たる。宝石商は君が女王様だよといって紙の王冠を被せてやる。
この映画、恐ろしいことに全編が歌のミュージカルである。どう考えてもミュージカルに合うとは思えないテーマ、しかもセリフなし、全て歌。
こういう話を全編歌でやるのはどうかと思いますよ。
カンヌ映画祭でパルム・ドールもとっていて不朽の名作だとする評もあるのだが、私的にはフランス映画史上最大の×映画ではないかと。
私が学生の頃はよく洋画劇場や深夜映画などでやっていたのだけれどさすがにこの頃はみないなあ。
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by friand | 2010-01-12 08:22 | お菓子雑感

ヴェトナムのフェーブ

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今年の春、ヴェトナム旅行をした。
ハノイとCuc Phuong(ククフォン)国立公園の旅、1週間余り。
めっちゃ美味しくて楽しい旅だったのだけれどお菓子に関係のありそうなお土産がこれ。
ヴェトナムの54の民族を全て網羅したフェーブ。
さすがかつてフランスが宗主国だっただけのことはある。
他の場所でもたまにフェーブを見かけたのだけれど、ここハノイではフェーブをお菓子の小道具とは認識していなくて小さな陶器の飾り物として売られていた。
この民族のフェーブは街の怪しげな骨董品店で買った。
最初は全ての少数民族が網羅されているとは気づかず2箱だけ買ったのだが、ホテルで説明書きを見ると全てあるらしい、箱に打たれていた番号が1~6まであったのはそういう意味だったのかと後日買い足しに行った。
今回の旅行で最も満足した買い物だった。

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by friand | 2009-05-27 22:56 | 道具・小物

今年初めての製作

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今年の最初の製作はガレット・デ・ロワ。

私はピティビエやガレット・デ・ロワのようにクレームダマンドをダイレクトに味わうお菓子は好きではなかった。
何だか“おいも”のパイのような感じがして手間暇かけて作るのが勿体ないと言う感じがしていた。
しかしそれは私の無知が産んだ誤解で、スペイン産やシシリー産のアーモンドを使うと全く違った印象のお菓子になるのだ。
この杏仁の香り豊かなアーモンドの焼き菓子は食べ慣れないと少しきつく感じるかもしれない。
人に頼まれて作るときはシシリー産とカリフォルニア産をブレンドして使っている。
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by friand | 2008-01-05 12:51 | 本日の制作

MORA

d0003995_14253426.jpg実は今回のパリ、滞在日数の割に買い物出来る日が少ない。
ロンドン行きと祭日とで今日くらいしかMORAにいける日がない。
今回の旅行はお菓子は深追いしない、と決めているのがけれどMORAだけは押さえておきたいところ。

とはいえ異常なユーロ高(こう長く続けばこれが通常なのか)のなか、どうしても今欲しいと言う物はない。実際に見て欲しい物があればと言うところ。
d0003995_14255217.jpg昨夜のエッフェル塔の美しさに気が動転してエッフェル塔のチョコレート型を買ってしまった。
こんなのどうするんだろ… ま、いっか。
本当はピアノのチョコレートの型が欲しかったのだけれど。マトファの今年のカタログで見て現物があれば買おうと思っていた。取り寄せには2,3日かかるし、ノエルと新年の休みが続くのでもっとかかるかもしれないとのこと。仕方がない。d0003995_1426772.jpg
フェーブはもっと種類があるかと思ったのだけれど、案外少なかった。ピアノのを1セット買う。d0003995_14262383.jpg後は口金の補充と刷毛を買っただけ。

CHATELETからレアールに向かったのだけれど昔からちゃんと迷わずいけたためしがない。CATELETは日本でいえば大手町みたいな駅で出る場所を間違えるととんでもないことになる。私は自分の方向音痴が十分わかっているのでいつも安全を期してLes Hallesから行くことにしているのだけれど、今回はメトロの7番で1本のところに寄宿しているので大胆にもCHATELETからいくことに。
後悔先に立たず。
娘にはこの間神戸に行ったときとまるで同じで外国に居る気がしない、と言われるほど普通に迷ってしまいました。

それでも何とかMORAにたどり着いたら、中は日本人の若い子達であふれんばかり。
何事かと思ってよくよく観察していると、製菓学校のツアーであることがわかった。
そうか、昨日エルメの店で見かけたあんちゃん達はパティシエの卵だったのだ。
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by friand | 2007-12-24 14:17 | パリ - ロンドン

新年のお菓子

d0003995_18251197.jpg今年の最初のレッスンはガレット・デ・ロワだった。これはその時のではなく頼まれてプレゼント用に包装したもの。
下はレッスンの時生徒が模様をつけたもの。これはグラッセもしたので光沢がきれい。
もう一つのは細かめに私がやってみたもの。ガレット・デ・ロワは意外と楽しい。スペイン産やイタリア産のアーモンドを使うと味もなかなかのものだし。
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by friand | 2007-01-15 18:39 | 本日の制作