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イミダペプチド

私は夏が嫌いである。
暑くて汗がダラダラ流れる季節は大嫌いである。
この夏は耐え難い。ただひたすら引き籠もっている。
元々それほどアクティブではない、面倒くさがりの私である。
買い物に出るのも面倒で、冷蔵庫のモノが底をつくまで補充しない。
今食べたいものと先週注文したものとが一致しない、生協のような宅配システムは私には向かないので止めて久しい。
買い物に出かけるのは最小限だが食欲は何故か衰えない。
むしろ、この長い怠惰な生活で手抜きやあっさりしたモノに飽きが来て、手の込んだもの、少しこってりしているものが食べたくなっているくらいだ。
冷や奴よりは揚げ出し豆腐、ミートスパゲティーよりはラザニア。
そういう嗜好である。

テレビで疲労回復にはイミダペプチドが良いと言っていた。普段から怠惰なので疲労しているのか怠けているのかよくわからないのだけれど、めずらしく実行してみようか、と言う気になった。
疲れを知らぬ渡り鳥の命の源、胸の筋肉に多く含まれているらしい。何だか説得力がある話ではないか。
と言うわけでトリのムネニク。
ムネニクで美味しいと思う料理に出会ったことは滅多にないのだけれど。

ウインナーシュニッツェルで試してみる。大学生の時以来作ったことのない私の幻の得意料理である。
母が持っていた暮らしの手帖社の「一皿の料理」という本に載っていた大昔の大阪ロイヤルホテルのシェフが書いた本に載っていたもの。
胸肉を叩いて薄くのばしバターとサラダオイル半々で揚げた繊細なカツレツだが、忘れられない感動の味、だけど面倒でその後二度と作らなかったもの。
ウン十年ぶり美味しゅうございました。
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by friand | 2010-08-26 15:24 | 雑記

芸術の対話  Le dialogue des arts

さる7/24、つくば市内の小さなホールでフランス音楽研究会のサロンコンサートがあった。
去年の夏は音友ホールでフランス文学者鹿島茂氏を招いてのレクチャーコンサート

いつもはパティシエールとしての協力なのだが、今回は会場の都合でお菓子を出すことが出来ず、ゆっくりと観客を決め込むつもりで居た。
軽い気持ちでリハを見に行ったら、何故か朗読・進行に「抜擢」されてしまった(笑)
今回の企画は画家ドラクロワを軸に彼と交流のあったベルリオーズやショパンに始まりドビュッシー、ラベルへ、そしてドラクロワと彼に影響を受けた後に続く画家たちに焦点を当てたものだ。
ドラクロワは膨大な量の日記を残している。
その中から企画に合うものを選び、一部朗読、という趣向。
音楽家が演奏し、ビジュアルアートの専門家が関連する絵画を選び簡単な解説を加える。
聴覚、視覚、そして何より「場」を出演者と客が共有出来た非日常の空間となった。
そして誰よりも非日常を楽しんでいたのはこの私かもしれなかった。久しぶりに劇血が騒いだ  ^_^;
「抜擢」があまりに急だったもので出演者に私の名前なし。

それにしても音楽的にも企画全体から見てもかなりインテリなものだったと思うのだけれど、東京でもないのによくぞこれだけの客が集まっり、楽しんでくれたことよ。(早い時期にチケット売り切れ)
フランス音楽研究会の地道で質の高い活動には頭が下がる。



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by friand | 2010-08-16 13:55 | サロン/イベント