カテゴリ:雑記( 65 )

クリストフル

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以前どこかの雑誌で「バブル時代に買った一番バカバカしい買い物は何か?」という特集があり、読者が色々と体験談を書いていた。
これはバカバカしい買い物というわけではないのだけれど、ひょっとしたらバブルがなければ買わなかったのではないかという買い物である。
ある程度食器を持つと次に欲しくなるのはカトラリー、銀器だ。
リモージュやマイセンにステンレスの金属食器では興ざめである。
私もそれほど上等の食器を持っているわけではなく、また、祖父母がアメリカで揃えたとおぼしきニッケルシルバーのセットがあったので、とりあえずは満足していた。しかし、ある時クリストフルのナイフとフォークを持ってしまったときから、あの心地よい重さが忘れられなくなった。
人々は分に過ぎた車に乗り、レストランで食事をし、衣類やアクセサリを身にまとっていた。
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by friand | 2005-08-27 13:57 | 雑記

ベーコン

無性に濃くスモークしたベーコンが食べたくなり、1週間前に三枚肉を数枚買い込んでピックル液につけ込んでおいた。ごくたま〜にしか作らないのだけれど、自家製のベーコンやハムはもうもう、なんと言って良いやら、ジュル、こたえられない。
ハムは68℃から70℃の温度で約2時間(ハムの大きさによって違う)ボイルしなければならないのでかなり面倒だが、ベーコンはボイルしなくて良いのでラク。
ちょっと塩がきつめのベーコンをカルボナーラや煮込み料理、それからキッシュに使うともうもう、スーパーの安物のベーコンなどトテモ食べられない。とは言うもののあまりに違いすぎて別物だと思って食べていたりする。毎回高級スモークを買うわけにも行かないので、たまーに近所の燻煙ハム屋で規格外の安いのを買っていたのだけれど、それでも高い。それでごくごくたまーに作るわけだ。
これは本当にお勧めなので一応作り方などご紹介しておこう。

ピックル液
水    …1L
塩    …150g(今回はブルターニュの塩を使用。ハムの時は120g)
砂糖 …70g
黒こしょう …3g
オールスパイス、セージ、タイム、ロリエ、ジンジャー …各1g 

以上の材料を合わせて5分沸騰させ冷ましてからこし器でこす。

豚の三枚肉1Kに対して300ccのピックル液を使用。
7日間漬け込み、毎日裏返して液が満遍なく行き渡るようにする。
肉の重量の10倍の水に浸して20分、塩抜き。
水分を拭き取って、2,3時間〜一晩、風通しの良いところで乾燥。
桜で温燻(約55℃)。スモーク棒1本〜1.5本、3〜5時間。

出来上がったら冷まして2,3日冷蔵庫で安定させ、保存する分は冷凍庫へ。

出来たてはまだ風味が十分回っていないのを承知で、ガマンできず今夜はカルボナーラを作って食べた。それでも十分美味しかった。
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by friand | 2005-05-05 21:36 | 雑記

Golive CS

サイトの本編、ケーキの寺子屋の更新の停滞の原因はホームページ作成ソフトGoLiveをMacOSXに対応するバージョンに切り替えるのをケチってと言うか、面倒がってなんだけれど、やっと買い求めたことは先日も書いたとおり。何しろ歳をとると、新しいことをやるのがホント億劫になる。
長年親しんできたMacOS9以下から、OSXに切り替えるのも本当にいやだった(涙)
いざOSXを使い始めるとその安定性は抜群で、今更OS9に戻ることは出来ないと感じたのだけれど。

その、やっとの思いで買ったGoLiveCSであるが、何と、サイトを更新してアップロードしようとするとエラーでアプリケーションが終了してしまう。
色々情報を当たったのだけれど原因がわからず、アドビのサポートに電話を入れて、色々試した。初期設定も捨てたし、セーフブートで起動して試しもした。でもダメ、サポートの方でもお手上げ。
あげく、GoLiveはアップロードの機能がちょっと弱いのでお客様の環境ではこれ以上手のほどこしようがありません。幸い、手動でファイルを一つずつ更新は出来ますのでそちらでお願い致します。
が〜ん。
参照ファイルとか、リンクとか、そのたんびに全部手動でやるんだと。
更新し忘れのファイルがあったら、リンク切れとなる、トホホ。

世の中には、リンク切れだらけのサイトがいっぱいあるが、その中には私みたいな目に遭っている人もたくさん居るのかもしれない。
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by friand | 2005-04-12 17:02 | 雑記

法隆寺


幼稚園児の頃、法隆寺は私の庭だった。
ピアノの手ほどきをしてくれた先生が法隆寺の塔頭に住んでいて毎週兄と一緒に通っていた。この先生とは小学校1年生までのお付き合いだったのだけれど、音大を出たピアノの上手なお姉さんとレース鳩に夢中の大学生のお兄さん、という姉弟で何だかワクワクするようなレッスンだったことを覚えている。
そして当時祖父が法隆寺の宗務所にいた。彼は元々役人で事務が得意であったらしい。退職後、当時の管長に請われて事務長(というのだろうか)として寺で事務方のつまり世俗の仕事をしていた。
私たちはピアノのレッスンが終わると宗務所に行く。若い見習いの僧が出てきて祖父に会いにきたと言うと、奥に通してくれる。そして待っている間にとてもおいしいお茶と法隆寺の御紋の形のはくせんこうのお菓子が出される。私たちはちょっとしたお客様気分でかしこまって緊張しながらそれを味わう。
今にして思えば夢のような贅沢な時間であった。宗務所の畳の部屋の薄暗いひんやりした感触、濃いめに入った子供には少し苦い上等の緑茶。あのお菓子は本当に美味しかったのだろうか?

今日、本当に久しぶりに法隆寺に行った。
初めて拝観券を買って入った。1000円という値段に驚き、新しくできたオレンジ色に輝く宝物殿に驚く。法隆寺は永遠に変わらないものだと信じきっていた私は少しショックを受ける。
すごく当たり前のことなのだけれど法隆寺はとても遠くに行ってしまっていた。
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by friand | 2005-03-29 19:50 | 雑記

展覧会の絵

チケットをいただいてピアノリサイタルを聴きに行った。
スカルラッティのソナタ、シューマンの「幻想小品集op.12」、ムソルグスキーの「展覧会の絵」というメニューで、胃もたれするかと少し心配だったのだけれど、かなりの弾き手で退屈しなかった。
アンコールの曲はリストの超絶技巧(のどれかじゃないかと同行の友人)とショパンのエチュード10の4。
30代前半の女性のピアニストで、かなりのテクニック。ピアニストに限らず仕事をする女性にとって一番いい年齢のような気がする。
適度な経験と自信、若さと傲慢さ、体力などなど。
「展覧会の絵」は何ヶ月か前に上原彩子さんのを同じホールの同じピアノで聴いたのだが、そのときは「え、ここのピアノ、こんなに力まかせにたたかないとダメだたっけ?」と思った。そのときよりははるかに安心して聴けた。

私の住むところはやたら音楽家の多い街で、石を投げたらピアノ先生に当たると言われている。ピアノを弾く人もピンからキリだけれど、今日のはレベルが高かった。
私はホントに下手なのだけれどピアノを弾くのが好きでたまに先生について曲を練習していたりもしたのだけれど、この3年ばかり全く遠ざかっている。
新曲に取り組むのもなかなかしんどいし、何より練習に時間がとられる。
いや、のっているときはその練習が苦にならないわけだけれど、このところ別の事に色々時間がとられて、じっくり新曲に取り組む余裕がない。
レッスンではご無沙汰なのだけれど私の先生はミケランジェリの孫弟子で、その人の先生に当たる人はフランス音楽ではかなり高名な方。
私の先生もラヴェル、ドビュッシー、プーランクなどフランス音楽が特に素晴らしい。
私は中学1年の頃、初めてドビュッシーの「子供の領分」をレコードで聴き(ロシア人のピアニストで名前は忘れたけれど)衝撃を受けた。
自分がやっているソナタアルバムやバッハインベンション、ツェルニーなどの延長線上にこの音楽があるとはとても思えなかった。実際フランス音楽は水彩絵の具を重ねていくようなかんじで、ウイーン、ドイツ系とは随分違うのだろう。
私の子供時代の先生は演奏のことがわかっていなかったのだろうなあ、と今ならわかる。
当時もう少しまともな先生についていたなら、楽しめるレベルがもう少し上がっていただろうと、少し悔やまれる。
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by friand | 2005-03-27 19:36 | 雑記