カテゴリ:お菓子雑感( 72 )

トリュフのマカロン

ボナパルト通りのエルメのブティックに行った時のこと。

プチガトーを幾つかとマカロンを買った。
真っ黒なマカロンがあって面白そうなので買ってみた。
後で気づいたのだけれど何と8€。一個約1200円なり。
しかも白トリュフと黒トリュフの2個を買っていた。
ユーロを使う初めての買い物だった。
フランスの友人の家族にあきれられた。
私も自分自身のぼんやりさにあきれた。
5人で分けて食べたのだが、ちっともその良さはわからなかかった。
小さすぎたから? それだけではあるまい。トリュフの必然性がわからない。

翌日、外出から戻ると友人の夫が私へのクリスマスプレゼントだと言ってこの本をくれた。
「これを読んでマカロンの勉強してくださ〜い」
一冊7.9€也。

それにしてもかつて無かったほどにどこもかしこもマカロンだらけ。
もともとフランスのメレンゲ菓子など、ものすごい色使いだったが、このところのマカロンはスゴイ。赤や緑はほとんど原色だし、黒やグレー、濃い紫、そして今多いのがパールの光沢。
ガルニチュールも凝りに凝っている店もある。
最新フランス菓子をウォッチし続けていたわけでは無いので何とも言えないけれど、これは爛熟といっても良いのかも。
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by friand | 2008-01-23 19:53 | お菓子雑感

クリスマスパティー

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毎年、この時期に友人達の家族とクリスマスにかこつけたパーティーをする。
原則として食べ物は持ち寄り。
例年私はケーキと料理を最低一品は作る。
今年はチョコレートのビュッシュとマロンのロールケーキ、写真にはないがバニラとチョコレートのアイスクリーム、フルーツポンチ、サーモンパイ。
他にターキー、サンドイッチ、にぎり寿司、サラダ、サモサ、チーズなどなどが集まった。
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このパーティーの楽しみはもちろんお料理にもあるのだけれど、もう一つ、一芸の持ち寄りがある。
いつの間にか音楽好きの家族が集まるようになった。
ピアノが中心だが、フルート、バイオリン、チェロ、ファゴット、ビオラなど多彩な組み合わせ。今年は歌とサックスが加わった。
大人も子供も交じってレベルは色々。
それにしても子ども達の上達ぶりには驚かされた。

いつも恥ずかしがって演奏しなかった子がいきなりザイツのバイオリンソナタを全楽章弾いてくれた。
子供どおしでフルートとピアノのアンサンブル、おじさんと女の子ぶっつけのアンサンブルやビオラ、バイオリン、フルート、サックスの何だかわけのわからないぶっつけ弦管アンサンブル。
そしてお決まりのピアノソロもみんなレベルが上がり一人の演奏時間が長い。
終わらない演奏会状態になってしまった。
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by friand | 2007-12-16 17:55 | お菓子雑感

賞味期限

この週末所用で奈良・京都に帰ってきた。
京都のデパートで何か京都らしい日持ちのする干菓子が欲しいと思い、色々見て回る。
年末に久しぶりの友人と再会の予定があるため、その手みやげにと思って。
和三盆の打ち抜きでお正月らしい意匠のものがあれば、と思ったけれどまだそれには早かったらしく、まだまだ晩秋をかたどったものが多く、あきらめかけていた。

その時、和三盆の打ち抜きの菓子で能面のものがあった。
値段も手頃だし、これに決めた!!
と思ったら店員は包装紙で包んだ裏側を示し、「お日持ちは12月25日までとなっておりますがよろしかったでしょうか?」と言う。
よろしくない。
私は和三盆の打ち抜きが1ヶ月や2ヶ月でダメになってしまうことなどあり得ないと確信しているが、わざわざ「賞味期限 12月25日」と書いてあるものを12月27日にひとには渡せない。
直前に買ったちりめん山椒は賞味期限は3ヶ月後だったというのに。こちらの方がよっぽど痛みやすそう。

正直、短すぎる賞味期限の設定は困る。
メーカーは賞味期限内に問題が起こったときのことを考えて「何となく」短めに設定しているのだろう。しかし、今度は賞味期限が切れたとき、まだ十分に食べられるのに勿体ないとラベルをに張り替えて今度は賞味期限を延長する。
私だって勿体ないと思う。
例えば和三盆を使った干菓子、賞味期限が残り10日とか1週間とかになったら、常識的に考えてデパートの店頭で売ることは出来ない。そうするとどうなるか。
廃棄するか、包装し直して賞味期限延長するか、崩して他の和菓子製品の材料にするか…
この菓子屋はどういう処分の仕方をしているかわからないけれど、一旦賞味期限を示したものに対してどういう処分をしても後味の悪さが残るはずだ。

こういう非常に日持ちがする製品は、本来「賞味期限」なんてものは必要ないんじゃないかなあ…
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by friand | 2007-12-03 17:11 | お菓子雑感

チョコレートのプレート

例年ノエルの菓子の上には手作りの Joyeux Noël と書いたプレートをのせる。
自分の分や頼まれた分のプレートはあらかじめ作っておくのでそれほど負担はないがレッスンで一人一台となるとちょっと。
普段やりなれない作業をする側、させる側どちらもいつもとは違う疲れがある上に、コルネを作って字を書く作業ははっきり言って辛い。最後だからこそよけい辛い。
今年は可愛い天使のプレートで、しかもフランス語を書いてあるのを見つけたので早々に買ってみた。
でも実際ケーキに乗っけると「まるで買ってきたみたい」。
お菓子を作りかけの頃は「まるで買ってきたみたい」なんて言われると嬉しかったりするものだ。
でもお菓子屋さんでは買えないお菓子を目指す私としてはちょっと「・・・」な気分である。
まあ、今年は人数分既に買ってしまったのでこれでいこう。
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by friand | 2007-11-26 09:14 | お菓子雑感

バター3

今日通販で色んなショップを見たが全てバターは売り切れ。
11月の入荷分はもう終わったらしい。12月初旬入荷予定とある。
今年のクリスマスはとにかくバターをあまり使わないものにしないといけない。
それを乗り切っても新年にはガレット・デ・ロワはどうなるのか。これはパスするしかないか。
普通の無塩バターならまだ今のところスーパーの小売りで手にはいるのだが。
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by friand | 2007-11-17 18:20 | お菓子雑感

バター 2

クレームダマンドはいつもなら発酵バターを使って作るのだが、時節柄普通の無塩バターで作ってみた。焼き物はいつも発酵バターを使っていたので普通の無塩バターとの違いがこんなに顕著であることに気づいていなかった。
全然コクがない。
そこで今日は普通の無塩バターにサワークリームを添加してみた。
バター100gにつき大さじ1のサワークリームでかなりのコクが出た。
まだ当分発酵バターを節約しないといけないようなのでこのサワークリームの添加はかなり有効。
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by friand | 2007-11-17 00:11 | お菓子雑感

バター

業務用のバターが手に入りにくくなって久しい。
近所の問屋は発酵バターを小売りの方には一切回してくれない。
通販で細々と買っている。どこも数量制限をしているので送料分何とかしようと余計なものまで買ってしまう。
しかし今まで使ったことのなかったメーカーのものを買ったり、普通の無塩バターで久しぶりに作ってみたり。色々勉強になる。
貴重な発酵バターをちびちびと使ってる。
昔、発酵バターが手に入りにくかった頃、焼き菓子などを作るとき、普通の無塩バターにサワークリームをプラスしていたのを思い出した。
今度やってみよう。
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by friand | 2007-11-15 16:46 | お菓子雑感

東京のお土産

d0003995_22501388.jpg東京のお土産にテオブロマのボンボン オ ショコラをいただいた。土屋公二さんのこのお店は日本の代表的なショコラティエだ。前から食べてみたいと思っていたのでいただいてとても嬉しかった。
ガナシュ系が意外と多く、しかも新鮮。
ガナシュ系ボンボン オ ショコラを新鮮な状態で客に提供するのはショコラティエとしては当然のことなのだが、この最も基本的なことが出来ているお店は実に少ない。
テオブロマのボンボン オ ショコラは文句なしに新鮮だった。しかも全てが。
大きさは小ぶりでコーティングも薄め。
私の個人的な好みはもう少し大きく、コーティングももう少し存在感があった方が好き。
センターの味やチョコレートの選び方もとても上品。奇をてらったものやエキセントリックな味のものはほとんどなく、スタンダードな味の好きな私は本当に美味しくいただけた。
あっという間に全て食べてしまい、後には箱しか残らなかった…
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by friand | 2007-11-09 22:59 | お菓子雑感

パリのお土産

d0003995_11445313.jpgパリのお土産にラデュレのマカロンをいただいた。
いかにも上等そうな素敵な箱だ。
上からバニーユ、モカ、薔薇、ピスターシュ、ショコラ、シトロン。
フランス人らしい鮮やかな色合い。
マカロンは出来たてはちょっとねっちりしているが、これは熟成がすすんだ外はサクっ、中はジューシーというもの。
遠いところからユーロの高いなかありがとう!!
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by friand | 2007-11-04 11:49 | お菓子雑感

絶対味覚

今日テレビでグッチ裕三が自分は一度食べた味は忘れないし大体は2.3度作れば再現できる、と言っていた。
私もかねてより「絶対味覚」というものが存在するのではないかと思っていたのだけれど、彼も同じようなことを言っていた。
音楽で言う絶対音感は音そのものを正確に聞き取り、ドとか、ファのシャープとかを聞き分けたり、世のありとあらゆる音、例えば電車の通り過ぎる音とか雨だれの音とかがドレミに聞こえることだと思っている人が多いが、それだけでなく一度聞いた音楽を簡単に覚えて再現する能力まで備えている人も多い。全て正確に再現出来ると言うほどではなくとも細かい音は落としていても、そこそこに再現出来る。そういう人は一度聞いた曲だったら、楽譜があれば初見でもわりと簡単に演奏出来てしまう。
味覚に於いても覚えているだけではなく再現する能力を持っている人は多いと思う。そのことを意識しているかどうかは別として。
たぶん私も再現できる方の人間だと思う。再現するためにはある程度の料理やお菓子の知識がもちろん不可欠だけれど。
今まで私は意識して味の再現をしようと思った思ったことはなかったので気づかなかったのだが、先日、ムスメからあの時食べたあの味のものを作ってくれと言われて、わりと簡単に出来てしまった。で色々思い返してみると、そのことにあらためて気づいたしだい。
神様から一つ大きな楽しみを与えてもらっていたのだと言うことに気づいて何だか嬉しい。
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by friand | 2007-10-23 16:53 | お菓子雑感