サヴァランは1845年、オーギュスト・ジュリアンが、当時名店ストレーで好評をはくしていた「ババ」を改良して、ブリア・サヴァランの名を冠した事で知られる古典的なフランス菓子である。 ラムかキルシュ風味のシロをつかうのが伝統的な作り方であるが、最近ではオレンジやパッションのシロを使ったり、ベネディクティンなどちょっと変わったお酒を使うことも多い。 強い印象の味やエキセントリックな味は何種類ものお菓子を買うときにアクセントに一個加えるのは良い。でも自分で作って一気に10個とか15個とか出来てしまうのはちょっとかなわない。 そんなわけで私の作るお菓子はいつも少し保守的で大人しめだ。 サヴァランのバリエーションが欲しいと思いつつ、シロで冒険することは私にはどうしても出来なかった。 今回はサヴァランをパーツとして使い、バニラのムースと組み合わせた。 サヴァランに含まれる塩味がムースと合わさってキュートな味となった。
by friand
| 2008-09-22 14:46
| 本日の制作
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