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塩味のお菓子

ちょっと前までの日本人なら塩味のお菓子など当たり前で、何しろ私の子供時代など田舎では無塩バターが手に入らず、手作りのお菓子は全て有塩バターで作られていた。
有塩バターを使ったバタークリームのデコレーションケーキは私にとって母の味であるし、有塩バターを使ったキャラメルは、実はわざわざ「塩キャラメル」なんて言うものではなく、私にとっては「普通のキャラメル」だった。
むしろ当時の日本人は塩味のしない上品な甘味にあこがれていたのだ。

ぜんざいやあんこも塩入と塩の入っていない物があり、概して塩なしの餡が上品な薯蕷饅頭などに使われ、塩味の効いた餡が温泉饅頭、田舎饅頭などに使われる。
昔から日本人は甘味を作るときに上手に塩を使いこなしていたのだ。
少なくとも日本人はブルターニュの人たちと同じくらいに塩の使い方に精通して居るはず。

しかし、今年キャラメル・サレをセンターに使ったチョコレートを作ったが、ブルターニュからの逆輸入がなければ私も作る勇気が出なかったのかもしれない。
何しろ塩味を特にボンボン オ ショコラに使うことはちょっと下品かもしれない、と言う思いがなきにしもあらずだったから。

でも何でもかんでも塩、シオとありがたがるのはばかげている。
もし塩バタークリームがブルターニュからやってきたら日本人は受け入れるのだろうか。
実は私はバターの1/3位を有塩バターに置き換えたバタークリームは結構好きなんだけれど。
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by friand | 2008-02-14 20:34 | お菓子雑感
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