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王様ごっこ 2

d0003995_16481078.jpg二年ぶりのガレット・デ・ロワを使ったサロン。
今回のお菓子のメニューはピスターシュ風味のクレームを使ったガレット・デ・ロワとマカロン、グレープフルーツのムース。
今年すでに何度もガレット・デ・ロワを焼いているのでちょっと目先を変えてピスターシュ風味にしてみる。一回しか食べることが出来ないんだったら私は普通のクレームの方が良いが、何度も食べるチャンスがあるならピスターシュも良いな、という感じ。
切り口はさすがにきれい。
このピスターシュはすごく上等の純ピスタチオペーストではなく香料とかも入っているもタイプだった。
一度アフロンティのペーストをたっぷり入れて作ったのを食してみたいものだ。
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パイとマカロンなのでちょっとさっぱり系としてグレープフルーツのムースの試作品も出してみる。
最初やわらか〜いムースを作ってみたら味があまりに穏やかすぎてインパクトがないので急きょやわか〜いジュレも添えることにした。
ムースの方ではルビーの色が余りでなかったので見た目にも良くなった。
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そして今日の王様にはマカロンが献呈された。

おっと、食べ物の話ばかり先に書いてしまった。
今日のプログラムは
・シューマンの「子供の情景」全曲
・ドビュッシー「子供の領分」よりグラドゥス・アド・パルナッスム博士、雪は踊っている、ゴリウォーグのケークウォーク


シューマンがどちらかと言えば客観的に見た子供を描いたのに対してドビュッシーは娘シューシューに特化して書いたと言うことでしょうか。
13曲あるシューマンの子供の情景の表題にちなんで今年の運勢を占う。
参加者に1から13までの数字を書いたカードを引いてもらい、その番号の曲の表題が今年の運勢を暗示しているのでは… という趣向。
私は1番の「見知らぬ国と人々」。
次に外国に行くなら、今まで行ったことの無い国へ行け、と言う暗示か。

「雪が踊っている」は私の強いリクエスト。

最近は全然ピアノを弾いていないのだけれど、「子供の領分」が大好きで大人になってから練習した。
中学1年生の時、アンプやスピーカーボックスを自作で作っていた高校生の兄が「子供の領分」のLPを買ってきて、私を呼びつけて聴けという。
寒い冬の夜うっとりと「雪が踊っている」を聴いていたとき、兄がぽつりと「おまえもこんなのが弾けるようになったらなあ」と言った。
当時私は本当に昔風の先生に習っていて、ハノンとツェルニー、全音のソナタアルバムにのっている曲しか弾いたことが無かった。バッハインベンションをもらったときに何ときれいな曲だと感動したくらいだ。
ショパンなど別世界の人が弾く音楽だと思っていた。とても自分の習っているピアノの延長線上にあるとは思えない環境だった。
ましてやフランス音楽など自分に弾くことが出来るものだとはとうてい思えなかった。

大人になってから何人かのピアノの先生との出会いがあり、とりあえず子供の領分は全曲譜読みをして楽しみ程度に弾けるようにはなったけれど。

中学2年の時、自分のやっているピアノが面白くなくなりやめてしまったのだけれど、確かに13歳の私はあの時ピアノと出会っていたのだとおもう。
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by friand | 2008-01-29 23:17 | サロン/イベント
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