実は私はユーハイムの切り売りのバウムクーヘンが好きで時々買う。
お店で大きなバウムクーヘンをナイフで削ぐようにしてくれるやつだ。 ガスコンベックではバウムクーヘンは作れない。 デパートで行列が出来ていた。 焼きたてのバウムクーヘンを売る店らしい。 一時期不味いバウムクーヘンの横行でお菓子好きからは見捨てられた感のあるこのお菓子だがこのところ復権の兆しが。 その行列の店では「本日焼き上げ」ぶんと、あらかじめ焼いて包装したものを分けて販売している。 店頭で店員の説明を受けると、 「本日焼き上げ」分は“お日持ち”が本日中で、そうでないのは1週間、だそうだ。 私は「本日焼き上げ」分を幾つか買ったのだが「消費期限」(賞味期限ではない)が確かに買った日の日付になっていた。 ならば1週間のお日持ちだという、本日焼き上げとして売っていない方のバウムクーヘンは一体いつ焼いたんだろう。と素朴な疑問。 レシピが違っていて保存のきく配合にでもなっているのだろうか。 私の買った分にもトレハロースや酸化防止剤、水飴などお日持ちに良さそうなものが色々入っていたけれど。 要するにこれは焼きたての美味しさを味わって欲しいために焼き上げた当日中に食べてほしい、と言う店側の“強い”意志であろう、と推察される。 しかしバウムクーヘンにあえて「消費期限」当日中をつけて売るのはちょっとやりすぎではなかろうか。 ちなみに、私は当日と翌日と翌々日に食べた。 当日は確かに卵とバターの香りが立って、中がふんわり糖衣もかりかりしていて出来たての味。 翌日は出来たての美味しさが消え、熟成してしっとりした美味しさがまだ出ていない中途半端な味。 翌々日はしっとりと味が馴染む。かりかり、ふんわりは消えている、当たり前だけど。 世間でよく言われる焼き菓子は翌日以降が美味しいと言われるのはこういう味。 たぶん明日も美味しいと思うよ。
by friand
| 2008-01-28 18:40
| お菓子雑感
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