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あけましておめでとうございます

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まじめなお節作りを再開して今年で3年目。
ずいぶん上達したと思います。
毎年、一、二品新しいものに挑戦してみるのも楽しいです。

今年は東大寺のお水取りに使う奈良の漆器、日丸盆に乗せて。
黒豆は丹波産の豆を土井義晴さんのレシピで作ると絶対失敗しません。
田作りは三年目にしてちょうどいい具合のが作れるようになりました。子供のとき全然食べなかったので、母に悪いことをしたなあ。
数の子は塩抜きの頃合いが難しい、漬け込む出しの味もいまいち決まらず。昨年は漬け込みが足らなかったのですが、今年は漬け込み過ぎ。

核家族で暮らしていると、子供が小さい時は夫、妻の生家に帰って、お節を自分で作る機会も少なかった。
余っても困るし、と出来合いのものを買ったり冷凍のセットを買ってみたり。
また、生家で両家の父母が健在の時は、少なくとも年末か年明けには帰ることが多い。
それもあって、ゆっくり年末年始を自宅で過ごすことはなかった。
私たちの時代、田舎で近所にもたくさんの親戚が住み、いとこ達が集まり、お年始回りに行ったり来たり、お年玉の集金に余念がなかったものだけれど、家族だけのお正月というのも悪くない。
家族なんて言うのは通過点にすぎず、同じメンバーで同じ時を過ごすことが出来る時間は本当に短いのだから。
大晦日やお正月はその家族なりの時間と食と文化を共有できる貴重な時間なのだと思う。
紅白をみながらでもガキ使をみながらでも。

それにしても普通の家庭でこのような料理が作られるというのは、やはり世界文化遺産にふさわしいものなのだなあ、と我ながら思う。もはやこのように作る人たちは少数派になりつつあるとはいえ。
自分が保守になることはあり得ないと思っていたが、食に関しては全くの保守でありたいと思う今日この頃。
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by friand | 2014-01-03 09:14 | 料理
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