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試作品

d0003995_1140912.jpg今年のショコラのご紹介。まずは没作品から。

去年の12月、いつものフランス音楽研究会のサロンがあり、お菓子を担当した。
その前年の同時期、体調不良が始まっており、本当に最後の力を振り絞ってサロンのお菓子をつとめた。
同じことを二度繰り返してはならぬと、二重、三重に保険をかけるつもりで、スタッフのお手伝いをお菓子の生徒さん達にお願いしておいた。
幸い、体調は戻ってきていたので、お菓子を生徒に下請け011.gifに出すことはせずにすんだ。
その上、紅茶の達人にサービスをお願いしてあったので、いつもよりも幅のあるサービスが出来て評判んも良かった。紅茶を一度に数十人に美味しくサービスすることはとても難しく、それを三人の「紅茶シスターズ」が見事にこなしてくれた。
d0003995_1141048.jpgそのときに、大量に淹れるときは、上等の茶葉を使用するよりもフレイバーが安定してサービスできる、ということでカルダモンとシナモンを使ったお茶を淹れていただいた。そのときの粒のカルダモンとスティックのシナモンの絶妙なコンビネーションにコンサートの後の会場は本当に和んだ。
私もそのときの香りが忘れられず、エピス(香辛料)のショコラを作ってみたのだが…

カルダモンはガナシュを作るときの生クリームに香りを移してみた。
が、クリームのときにはホンのかすかにしか香らなかったカルダモン。スイート系のチョコレートと混ぜると本当にぼんやりしたお味。あまりに特徴がないので唐辛子を少しだけクリームで煮出してピリッとさせてみた。
それでもぼんやりしてるけれどそれほど邪魔にならない味のように思えたのでそのまま仕上げて、数に入れても良いかも、くらいに思っていた。何日か寝かして味を見たらびっくり005.gif
強烈にカルダモンが香って、異国すぎる!
という訳でラインからは外した。

もう一個のミルクの型抜きはシナモン風味。
ジャンドゥヤにほのかにシナモンの香りをつけたはずだったのだが、これを食べたムスメが、「焼きバナナ入ってる?」

という訳で一つのますにミルクとダークのエピス系を入れるという野望はついえた。
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by friand | 2012-02-12 15:44 | トラヴァイユ デュ ショコラ
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